自身の身体をメディウムとして捉え、登山や自然に介入した時の感覚をきっかけにスケール感や時間軸の差異をアウトプットしたインスタレーション作品を制作。歩く、泳ぐ、登るという連続する動作の中で起こる身体感覚の変化から見える世界観を構成し作品を作る方法を用いている。　　

移動をすることで生まれる視点の変化を軸に作品を展開し、自身の体験・経験がプリミティブな階層にアクセスする事は可能なのか、自然界に生息する生き物やその営みを想像することで、認識しなかった物の存在を、作品またはその過程の中で感じる事ができるのか。

自身の視点の変化の過程を観察し「環境や土地との関わり方」を作品のテーマとして制作をしている。​